日本の気候
旬、について考えるとどうしても日本の特有の気候にぶち当たります。とにかく湿気と長雨。この時期に収穫できる米は早く早く主食を確保するためにも大事だとは思いますが、台風を気にしながらコンバインで一気に収穫して乾燥機を使わなければ保存し続けることのできないものです。おだ掛けするにしてもこの長雨ではおそらくカビが付くでしょう。
今年作ってみた陸稲は晩生でまだ稲は青くこれから徐々に黄金色へと変わっていきます。秋風のサラッとした空気を感じると、ああ、これで長く食べられるなと安心するものです。
米価だなんだと目先にとらわれると本質、旬から遠ざかっていく感じがしますね。
写真は粟。初めて作るのになんだか懐かしいような心躍る感覚があるのはなぜだろう。
貴重な晴れ間には久しぶりの堆肥まき。一定のリズムで疲れ切らないように満遍なく…。あれ、なんだか渦を巻いているよう。